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2006年11月26日

そのソースは勘弁してやってくれ

「父親たちの星条旗」を、見てきました。

先に白状しておくと、私、痛々しいのや生々しいのがのがとっても苦手。
なので、実話に基づく悲しい物語とか、近代の戦争を舞台にした話っていうのは“火垂るの墓”ですら避けてきました。
そんな私ですが、この映画なんだかとっても気になって、迷いに迷って見に行きました。

 

で、ごめんなさい。自ら選んで足を運んで見に行ったにもかかわらず、何度も何度も画面から目を逸らしてしまいました。堪らなくなって。

戦争の物語も知らず、実際の戦争も知らず、この歳まで生きてきて、硫黄島と言うところで苛烈な戦闘があったことも、そこに立てられた旗があったこともこの映画を見るまで知りませんでした。
自分でも物を知らないなと思うけど、“戦争って痛くて苦しくてひもじくていい事ないよ。”っていう認識だけで充分だと思ってた。

スクリーンの映像は凄く生々しかったです。
普通に素手で殴られたって痛くて泣けてくるのに、撃たれたり吹き飛ばされたり。流れるおびただしい血とうめき声をあげることすらできず事切れてゆく人たち。砲撃と銃弾の嵐の中で弾を遮るもののないところを自分の足で進んでゆく。痛々しい音が響くたびに劇場の椅子の上で身を硬くしました。

物語は旗を立てた英雄として祭り上げられる3人の兵士のその後を描いています。当然本国でのシーンも半分以上あったのですが、これはこれでまた痛々しい。銃声も悲鳴も遠い海の向こうに置き去りにしてきたのに、陽気な音楽すら流れているのに、もうホントに勘弁してやってくれ、と何度も心の中で叫んでいました。

話が進んでゆくともに、時間の経過を思わせるように淡々としてゆくさまもなんだか恐ろしく思えました。
人間て忘れてゆく生き物だけど、忘れることのできないものもある。


朝一番の回で見て、割と空いていたのだけどそれも見てるのおじさんたちばかりで、上映が終わった後一人だけ目を真っ赤にしてるねぇちゃんが紛れ込んでるのは浮いてたかもしれない。
戦争を描いた映画としての良し悪しはわからないけど、心に重い槍が刺さっているような気分です。

でも、これまだ半分なんですよね。連作だから。

同じ場所にいた人たちのもうひとつの側の物語。
あとの半分も、がんばって見に行こうと思います。

投稿者 marito : 2006年11月26日 22:09

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コメント

>あとの半分も、がんばって見に行こうと思います。
劉備玄徳曰く・・・
「子龍(MARITO)は一身、之肝なり」

最近の戦争映画は異常に進化したCGのお陰で、
遠目に見たら本物かどうかの区別も付きません。
監督によっては、戦争の生々しさを伝えるため、
あえてグロテスクなシーンを無分別に多用する場合もあります。

「名選手は名監督たりえない」と同じく「名優は名監督たりえない」訳で…
本作も、正直微妙でした。

再来週公開の後半も、監督が名優渡辺謙をちゃんと生かす映像にしてくれているかどうかが、
ものすご~~~~く不安。
結局見るけどw

はっきりいって、ほたるの墓を100回観て涙を枯らす方がいいです。
ちなみにグロいシーンは1箇所、ちょいグロシーンが2~3箇所です。
一番最初のシーンと最後のシーンを観ての感想が楽しみです。

投稿者 Baz : 2006年11月27日 15:22

>>Bazさん
肝って…、フォアグラを連想してしまうよw;

実際のところグロイ戦闘とそうでない部分との反復で揺さぶられたって風ではありました。イギーのエピソードがかすんじゃったのはそのせいもあるのかな。

これ、2作併せて一つのテーマなのでしょうから、
もう一方の物語をどこまで描けるのかが気になるところ。
見終わったら、また通しでの感想書くこととしましょう。

投稿者 葉月 真理人 : 2006年11月27日 22:12

ソースの話だっ!

投稿者 BlogPetのまう : 2006年12月01日 14:38

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